赤いパッケージに、牛乳を飲んでいるイラストといえば、「どうまい牛乳」。
お馴染みのあの牛乳が生まれたきっかけは?
「生産者の顔が見える販売がしたい」、「地産地消に取り組む方法はないのか」という気持ちから、豊橋市にある中央製乳株式会社と共同開発で誕生しました。
2007年、JA愛知みなみ田原酪農部会部会長の時でした。
「どうまい牛乳」にはどんなこだわりがあるのですか?
田原産100%の牛乳です!田原市13戸の農家、720頭の牛から搾乳しています。
また搾乳からパック詰めまで、通常は48~72時間かかるところ、「どうまい牛乳」は24時間以内にパック詰めされるため、搾りたての風味を損なわない新鮮な牛乳となっています。
「どうまい牛乳」を使った商品を教えてください!
現在はどうまいヨーグルト、どうまいソフトクリーム、どうまい牛乳パンが販売され、東海4県で販売されています。
どうまいソフトクリームは特に人気があり、「道の駅田原めっくんはうす」や「道の駅あかばねロコステーション」、「サンテパルクたはら」などで販売、様々なバリエーションがあります。ぜひ田原に食べに来てください。
「どうまい牛乳」の今後の展望は?
現在は東海四県で販売されていますが、どこのスーパーでも「どうまい牛乳」が販売されているのを願っています。牛乳と言えば「どうまい牛乳」と言われるようになりたいですね。
写真を始めたきっかけを教えてください
静岡大学農学部在学中に登山部に所属し、全国のアルプスに挑戦しました。当時、登山部の記録として写真を撮り始めたのが写真を始めたきっかけです。
青春時代の写真は山の写真がほとんどです。
写真のこだわりや特に大切にしていることはなんですか?
自分の好きなものを好きな様に撮れること、毎年、テーマを決めて撮影す流ことです。
また、一枚一枚、色々と考えてシャッターを押すことを心がけています。酪農の仕事に休みはありません。1日休みを取れるのは月に1回ほどしかないので、撮影に時間がかけられないんです。
美味しい牛乳が販売出来ればと、家族のように愛情いっぱい牛を飼育していますが、出来る事なら、もう少し大好きな写真が撮れる時間が欲しいですね。
ただ限られた時間で好きな写真に向き合うからこそ、写真が楽しいかも知れません。
【受賞歴】
2020年 JA愛知みなみフォトコンテスト「組合長賞」
※JA愛知みなみ2021年オリジナルカレンダー表紙に掲載されました。